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Director's diary 院長ダイアリー
2026.01.22

子どもの歯の矯正はいつから始める?治療費の目安や保険適用の可否も解説

近年では、日本でも歯並びへの関心度が高まっているのが現状です。
子育て中の方であれば、
「子どもの歯並びが気になる」
「歯の矯正はいつから始めたらいいの?」
といった疑問をお持ちになることもあるのではないでしょうか。

今回は、「お子さんの歯の矯正」について、歯科医の目線から重要性や費用などを解説します。

子どものうちに歯の矯正をするメリット

歯列矯正そのものは、大人になってからでも行うことは十分に可能です。
しかし、子どものうちに治療を済ませておくことには、見逃せない大きなメリットがあります。

■身体や脳の発達を促す

もっとも大きなメリットは、かみ合わせの改善を通じて、身体や脳の発達をスムーズにサポートできるようになる点にあります。
しっかりと噛むことができれば、栄養吸収効率の向上や適切な脳刺激の増加といった、発達上の利点が生まれます。

■コンプレックスの解消につながる

近年では、海外だけでも国内でも歯並びを気にされるケースが増えています。
早期に共生を行うことで、思春期以降における見た目上のコンプレックスを解消できるのも重要なメリットと言えるでしょう。

成長段階に適切なアプローチを行うことで、出っ歯や受け口を予防し、スッキリとした輪郭を導きやすくなります。

■虫歯や歯周病のリスクが減る

歯並びがキレイになれば、歯みがきなどの日常ケアが行いやすくなり、むし歯や歯周病のリスクが軽減されます。
そのメリットは、当然ながら矯正が早いほうが大きくなるでしょう。

子どもの歯列矯正には第1期と第2期がある

子どもの歯の矯正治療は、年齢によって2種類のアプローチに分類されています。

■第1期治療(6~12歳頃)

歯科矯正の分野において、小学校に入る頃は「混合歯列期」と呼ばれるタイミングです。
乳歯と永久歯が混在しており、口の中の環境が大きく変わっていくのが特徴です。

歯の大きさがバラバラなため、歯並びが凸凹になりやすく、むし歯などのリスクも高いとされています。
そのため、かみ合わせの異常をできるだけ早く見つけるなどのケアが重要な時期です。

混合歯列期における矯正治療を「第1期治療」と言い、主に「あごの適切な成長」を促して、永久歯がキレイに並ぶように整えるのを目的とします。

■第2期治療(12歳以降)

12歳以降は歯の生え変わりが済んでいる「永久歯列期」にあたります。
この時期の矯正治療は「第2期治療」と呼び、大人と同じような矯正器具を用いて、永久歯を適切な位置に動かしてあげることを目的とします。

子どもの歯の矯正に保険は使える?

矯正治療を考えるうえで、気になるのはコスト面での負担です。
ここでは、歯の矯正費用に関する基本的な考え方をご紹介します。

■原則は自由診療(保険の適用は不可)

結論から言えば、歯科矯正は原則として自由診療扱いとなります。
主に審美性を高めるためのアプローチであることから、多くの整形手術などと同じように保険適用外となります。

しかし、特定の条件を満たす場合は、健康保険の適用対象となるのでルールを理解しておくことが大切です。

■保険適用が可能な3つのケース

歯科矯正について保険適用が可能なケースは、以下のとおりです。

上記の条件については、細かな見直しが行われていますが、「治療」という明確な目的がある場合にのみ保険適用が可能というのが基本的な考え方です。

■学校健診を経由する場合は一部の診療が保険適用に

保険制度の改正によって、2024年6月からは学校健診で歯列矯正が勧められた場合に限り、一部の診療内容に保険が適用されることとなりました。具体的には、以下のような条件が設定されています。

矯正相談や検査診断では、現在の状態や必要な治療内容だけでなく、「今後の矯正治療が保険適用になるのか」なども詳しく教えてもらうことができます。
そのため、学校健診で歯列や咬合の異常を指摘された場合には、できるだけ早く受診するのをおすすめします。

■医療費控除の対象にはなる

保険適用と混同されやすいですが、子どもの歯の矯正は医療費控除の対象となります。発育段階にある子どもの歯列矯正は、単に審美性を高めるための治療とは異なるものとして考えられており、特別に医療費控除の対象となるというのが基本的な考え方です。

(出典:国税庁「No.1128 医療費控除の対象となる歯の治療費の具体例」)

なお、医療費控除のやり方や注意点については、以下の記事で詳しくご紹介しているので参考にしてみてください。

歯医者で払った医療費控除はどこまで認められる?やり方や注意点も徹底解説

子どもの歯の矯正のよくある質問

Q:矯正治療を始めるタイミングは結局いつがいいの?

お子さんの状況や費用負担に関する考え方によっても異なりますが、基本的には6歳から12歳の混合歯列期にスタートすると、本人への負担も比較的に小さく済むとされています。

なお、子どもの歯並びが決まるのは意外にも早く、「6歳頃まで」となっています。
そのため、今後の矯正プランをじっくり考えるうえでも、「5~6歳頃」には一度相談に行ってみるとよいでしょう。

Q:子どもの歯の矯正にはいくらくらいかかる?

治療方法によっても大きく変わりますが、第1期の治療費は数万円~数十万円程度が相場とされています。
第2期の治療については、数十万円から百万円程度の費用がかかります。

決して小さなコストではないため、保険適用の可否や医療費控除のやり方を調べておき、少しでも負担を軽減しましょう。

まとめ

今回は、子どもの歯列矯正について解説しました。
早い段階で矯正を済ませておくことで、見た目上の利点だけでなく、発達や口腔ケアといった側面でも大きなメリットが生まれます。

当院では、「完全自由診療」かつ「完全個室でのカウンセリング」により、きめ細やかな診療スタイルを採用しています。患者様の意見を伺いながら、治療方針や費用なども丁寧に相談できるので、カスタマイズ性の高いアプローチを提供できるのが強みです。

お子さんの歯並びについて気になることがあれば、ぜひ「ザ・デンティスト南青山」までご相談ください。

院長:奥 桃太郎


当院では、保険適用外の治療のみを行っています。 あらかじめご承知おきください。

※初診の際は、ご予約の時間より少し早めにご来院ください。

Clean & Safe

院内感染防止について細心の注意をはらっております。
安心して治療を受けていただくために治療機器の滅菌処理はもちろんのこと、院内全体に除菌水(EPIOS ECO SYSTEM)を導入しています。

ザ・デンティスト 南青山

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