審美歯科、噛み合わせの治療
［30代 女性］

治療内容

噛み合わせ不良による咬合関係の変位と審美性の改善を主訴として来院されました。

他院で審美補綴を何度かやり直したが、要望とおりにいかず悩み続け、噛み合わせも合っていないままストレスを抱えた状態でした。また患者様の言葉からは、元に戻したいというところまで深刻な状態でありました。
口腔衛生状態はひどいむし歯や歯周病はなく良好な状態。噛み合わせ再生治療からの開始でありました。

模型にて咬合関係を分析し、仮歯の状態で微調整を何度も繰り返し、ほぼ理想的にやり直すことができた症例です。
下の歯は、現状のまま経過観察とし、再補綴した上顎の歯肉、噛み合わせが安定してきたら、着手予定です。

顔見せはできませが、前に装着した被せ物は顔貌に合った形ではなく、且つ咬むと左側に偏位する状態から審美的、機能的にも本来の美しいさと機能性を兼ね備えた仕上がりとなりました。
ひどいむし歯、歯周病処置の必要性は今のところありませんが経過をみる必要性はありますので、定期的にご通院予定です。

費用

プレミアムダイヤモンドクラウン：￥220,000×10
※技工士立ち合い費用、カラーコーディネイト、麻酔代、型取り代を含む
顎咬合診断：￥50,000
噛み合わせ調整費用：￥5,000（毎回治療時）
仮歯（プロビジョナル）：￥11,000×10

主なリスク・副作用

食いしばり、歯軋り、咬み合わせが強い方は、被せ物が割れる可能性があります。
口腔の状態に合わせた定期的なメンテナンスを行わなかった場合は被せ物が割れる可能性があります。
歯の神経治療を行なっている歯は、通常の歯より粘性等が低下している場合があります。
また当院で提携しているクリニックでの精密根管治療（顕微鏡を使用した治療）を行なっていない場合は、根の先（根尖）に病巣ができ易い場合があります。